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なんとまあ。約2年ぶりの更新となります。
> ひとと同じ結果を得るのに、ひとより余分な手間と無駄な時間と余計なお金を浪費して、 > さんざん遠回りしてしまうのは、(誠に遺憾ながら)僕の性分である。
言霊かよ。(笑) 僕のサーキット初転倒は、なんともタイミングが悪かった。 何も新しいエンジンを造り始めているときにやらかさなくたっていいじゃないか。 自業自得ではあるのだけれど、車体の修理とエンジンのリビルドを同時に行うことになってしまったわけで。 要所々々はプロに任せていると言え、無駄に手間のかかるやり方をしているものだから、作業は遅々として進まない。 仕事やプライベートだって、それなりに忙しい。 一般的なふつうの(というかそれより少し下の)社会人であれば、 純粋な自分時間は週1日取れればよい方でしょ。 僕の場合は刀がなくても、他のバイクでだって遊べるわけで、実際に遊んでもいた。(笑) とてもじゃないけれど、HP更新まで手が回らなかった。 --- 幸か不幸か(幸ではない)コロナ渦でおうち時間ができたので、少し振り返ってみますね。 時の流れに記憶が埋没してしまわないうちに。
新エンジンのために用意したSOHCエンジニアリング製ピストン。 ボアはノーマルと同じ72φ。圧縮比は11くらいだったと思う。 ピストンリングは、なんとカワサキw650用の純正部品を使用する。 製造はリケンで設計も新しく、信頼性は折り紙付き。 刀のリプレイスピストンの定番は73φ/1,135ccだけど、 渡辺さんの話では、そこそこ腕に覚えのある猛者でも扱いきれず持て余すケースが多いという。 まあ空冷エンジンと言え1,075ccあるわけだから、 最新技術で設計された軽量ピストンとCR-Specialを組み合わせれば、パワー不足を感じることなどあろうはずもない。 排気量を変えず、ピストンだけで、どこまでノーマルと差をつけることができるか。 それは造り手である渡辺さんのチャレンジでもある。 (「まあ結果はわかっているけどね」と不敵に口角を上げる渡辺さん) 万が一、馬が足りなければ、もう1mmボアアウトすればよいだけの話だ。 それができる甲斐性と腕が僕にあるかどうかは別問題として。
僕の刀は、このピストンを搭載した最初のマシンになる…、予定だった。 しかし、実際にはエンジンが完成するまでに1年、 バイクがまともに走るようになるまでに、更に1年かかってしまうのでした。とほほ。
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2018/4/15 シリンダーやクランクケースはウエットブラストをかけてクリアと白錆びを剥離。 渡辺さん:「まめにシリコン吹いておけば、そんなに錆びないよ」 もちろんガレーヂ保管前提の話。 ピストン径がノーマルなので、必然的にライナーは打ち換えとなります。 |
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ドナーエンジンのヘッドが予想より傷んでいたのは残念だった。 刀のエンジンを造るとき、最もコストがかかるのがヘッド回り。 サードギアとトップギアには欠けか見られた。 |
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2018/4/30〜5/1 |
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プラスティックトレーに溜まった銀色の粒子が洗い落としたメディア。 仁衡氏:「(心配だったから)オレも組む前にケルヒャーしたんだけど、まだ結構メディア残ってたよ」 僕:「まjッすか…。」 |
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2018/5/3〜5/4 一番右の画像はクランクケースのボルト。 |
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ボルト頭の数字の刻印は強度区分を示しています。 ねじは締め付けられて伸びることで締め付け力を増していきますが、 --- SI単位系が日本国内で規格値とされたのは1990年。 |
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